これは40代女性 主婦(左)、10代の息子(右)をモデルに描いた、深層アートです。
親子や家族、恋人を描く場合は個別にアートを描いています。
この絵の中には、一般的にオーラ(アストラル)と呼ばれるもの、守護霊(正確には指導霊)、思念などが描かれています。
わたしはそれらが色や形や光で感じる共感覚とASD,ADHDを持っています。
お母様の特徴
お母様の色は、左側(過去)はブライトカラー、ライトカラーのトーンでまとまっています。
対して右側(未来)はビビットカラーのトーンです。
ビビットカラーは息子さんのトーンと同じなので、繋がりがあるように思います。
左側には山小屋と羊、葡萄棚が見えました。
ヨーロッパのどこかの田舎の風景かもしれません。
これは過去の記憶というよりは、前世のものなのかもしれません。
ご本人はイタリアがすごく気になると仰っていたので、今後この風景画どこなのか、わかる日がくるのかも。
肉体は珍しい縦のグラデーション。
色が移り変わるということは、気持ちやエネルギーの流れの変化があるということなので、
もしかすると過去から未来へ、肉体を通してエネルギーが流れているのかもしれません。
お腹のあたりは少し黒く、渦ができています。
このとき少し胃が弱っていたようです。
エネルギーは頭部の赤色に溜まってしまいやすく、それを音楽で発散すると流れがよくなります。
全体的に直線ではない、曲線や丸、ほわほわした形が多く、優しさ、思いやり、情緒的、包括的、受動的な考え方です。
息子さんの特徴
全体的にビビットカラーのトーンです。
ビビットカラーは「純色」といって、混じりけのない純粋な色です。
小学生くらいの子供の色は多くがこのようなビビットカラーを持っています。
カラフルで、元気があって、偏りがないですよね。
エネルギーはとてもよい状態で流れています。
肉体は赤~朱色で、エネルギーに満ち溢れています!
胸のあたりで黄色と渦巻きになり、混ざり合って、上下に流れています。
子供の色で注目すべきは、オーラの層の分厚さです。
黄色と緑色、はっきりとした色で濁りなく、混ざり合いながらグラデーションになっています。
肉体から飛び出している羽のようなものは、オーラの一部だと思います(たぶん)。
また、子供のうちは背景(アストラル)の映像が見えないことが多いです。
まだまだこれから勉強や経験を重ねていくにつれ背景が見えていくのだと思います(わたし論)。
そんな虹色の背景のなか、はっきりと見えたのがイルカ、低木、波、流れ星(?)です。
これらの要素がなにを表すのかはわかりません。
深層心理のことなので、小学生の息子さんに聞いてもわかりません。
でもきっとこれらのキーワードに関連することはヒントになる気がします。
たとえばイルカと波から水族館や海、流れ星から宇宙や空、低木から植物やお庭……もっと広義で見れば「理科」に興味があるのかもしれません。
ここらへんは大人が推理するしかないですね。
息子さんも直線的なものがないので、お母様と同じく、競争はあまり好きではないのかも。
親子の深層アート:共通点
親子で深層アートを描くと面白い共通点があります。
たとえばこのお二人は、共通して「虹」があります。
お母様にははっきりと虹が、息子さんには背景が虹のグラデーションになっています。
また、線が曲線的である、というのも共通です。
曲線、丸、ほわほわした形などは、包括的で受動的な姿勢を表します。
まだまだあります!
どちらにも「星」が描かれています。
お二人にとって「星」は共通のキーワードでしょう。
単純に星や天体が好きなのかもしれないし。
深層心理では星は「輝く目標」を表すので、二人ともそこに向かって歩んでいるのかもしれません。
トーンが似るというのも共通点です。
二人ともビビットカラーのトーンが含まれています。
親子の深層アート:違い
では逆に、二つの絵の違いはなんでしょうか?
特徴的なのは、オーラ層(エーテル体)の厚みです。
オーラ層とは、肉体のさらに外側を繭状に包み込む層のことです。
お母様(というよりも大人の場合)はオーラ層の厚みが薄いのに対して、
息子さん(というよりも子供の場合)はオーラ層が分厚いのです。
色が見えない人にとっても、なんだか子供ってエネルギッシュよね、と感じるのはオーラ層の厚みを感じ取っているのかもしれません。
オーラ層は言わば、「雰囲気」なのです。
オーラの層が分厚いと、落ち込みづらい、傷が浅い(心も身体も)という利点があります。
逆にオーラの層が薄いと、傷つきやすく、繊細で、ナイーブです。
つまりオーラは、物事に対する抵抗力……だと考えてください。
また、背景の鮮明さにも違いがあります。
大人のほうが背景がよく見える傾向にありますが、これは生きた年数による経験や知識の違いかもしれません。
親子の深層アートから学ぶ
親子の深層アートを描くことによって、最終的に、親子間の関係を円滑にするための学びがあってこそだと考えています。
それは絵にすることによって、視覚的に、親と子の共通点・違いを見ることができます。
親は子供を自分のもののようにコントロールしたくなります(わたしもしたくなりました)。
もちろん、それはいけないことだと思っていても、ついコントロールしてしまったり、感情的になってしまうことがあるでしょう。
しかし深層アートによって、大人であっても、子供であっても、一個人として感じ方・行動傾向・考え方・キーワードが見える。
共通していることがあれば、共通した話題や感性があるから、共感できる。
逆に違いの部分では共感できなかったり、ぶつかり合うかもしれない。
ということが事前にわかっていれば、大人のほうがひと呼吸置いて対処できる場合があるかもしれません。
その助けになればいいと、わたしは思うのです。
お二人のまとめ
さて、このお二人の場合はどうでしょうか。
そもそもトーンが似ているため、この親子はとても親しく、仲が良い。
お母様は、息子さんのよさを引き出してあげたいと思い、息子さんに寄り添って共感している様子(お母様の右側:未来から)です。
息子さんは順風満帆、素直な状態で、この世界を感じ、受け取っています。
無理な流れやストレスはありませんので、このままの教育方針、家族の在り方でも十分に感じます。
お母様のほうが少しだけ繊細なところがあるので、たまには自分へのご褒美として、自分の好きなことをする時間を設けてみてはいかがでしょうか。
ストレス発散の意味をこめて、音楽に打ち込むのもよいかもしれません。
お二人ともカラフルで、濁りがなく誠実ですから、その素敵な色でいてください。
たまに、今回のキーワードを思い出してみて推理してみてくださいね。
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