地中海の風を奏でる人（深層アート:16）

これは30代 女性 福祉職のお客様をモデルに描いた、深層アートです。

この絵の中には、一般的にオーラ（アストラル）と呼ばれるもの、守護霊（正確には指導霊）、思念などが描かれています。

わたしはそれらが色や形や光で感じる共感覚とASD,ADHDを持っています。

肉体はオレンジ・緑・水色

全体を通して、明るく、鮮やかな、ブライトカラーのトーンの持ち主。

肉体の色は、下からオレンジ～緑～水色のグラデーション。

オレンジ色は、創造、クリエイティブ
緑色は、献身的、調和、共感力がある
水色……爽やかで好印象、コミュニケーション力があることを表します。

自己主張をするよりも、他人との調和を重んじ、話をよく聞き、円滑なコミュニケーションを心掛けています。
爽やかな印象を与えるので周囲から好感をもたれることが多いでしょう。

お腹から下半身にかけて、上向きの三角形△が連なっています。
エネルギーは下から上へ流れています。
この三角形も、内側のエネルギーと練り合わされた形なのかもしれません（ちょうど三角旗のようにも見えます！）
白い線は、エネルギーが流れる際に見える光です。

また胸から頭上にかけて、ラベンダー色の煙のような曲線があります。
これはオーラ（エーテル体）と混ざり合い、外側へ放出しているエネルギーです。

オーラ層はピンクから藍へ

オーラは、肉体の外側を包み込む繭状のものです。
皆さんが感じるような、その人の「雰囲気」を表します。

彼女の場合は、左側はコーラルピンク色、右側はピンク色～藍色になっています。
ピンク色は、場を和ませる力、柔和
藍色は、優しさ、思いやりを表します。
肉体の緑色（調和）、水色の（コミュニケーション）を合わせて考えても、ほんとうにコミュニケーションが上手で、相手に不快感や圧力を与えないことがわかります。

また、絵の向かって左側は過去を、右側は未来を表します。
オーラ層の流れも、左から右へとエネルギーが流動しています。

さらに彼女のオーラ層は、肉体の外側をそのままのフォルムで包み込む形状ではなく、膨らんだり萎んだりした曲線型です。
白い丸は色が特に光っている部分です。

４色の虹

左側には４色の虹の煙状のものが見えます。
ここには白（光）の音符が見えるので、ああこれは五線譜なのだと思いました。

彼女は聴覚がとても優れており、ピアノや歌もできるかたです。
耳から入ってきたエネルギー（情報）はオーラ層を通して、肉体の内側で練り合わせているのかもしれません。

背景（未来）のイタリアの街並み

背景は左側（過去）と右側（未来）に分かれています。

右側の未来は、海（湖？）に浮かぶ街並みが見えます。
白い壁にオレンジ色の屋根、レンガ舗装の道、庭植えの低木。

雲一つない真っ青な空、
海なのか湖なのかわかりませんが、水面は穏やかに煌めいています。

この風景に、彼女は覚えがあるようで、
よく聞く音楽からこれと同じイタリアの街並みが見えるのだそうです。

手前側には橋のような舗装道が横切り、
さらに手前にはオーラ層と一体化した荒波が見えます。

深層心理で波は、気持ちや感情を表します。
波が高いときは、感情の波が揺さぶられているときです。
感動に震えたり、ショッキングなことで動揺したり、よくも悪くも感情が動いているときです。

オーラ層のピンク色から考えると、意味的には前者のような気がします。
彼女は様々な文化や芸術に触れ、感動して、より情緒を高めていくと「豊かさ」に近づくような気がします。

背景（過去）のカーテン

背景、左側の過去は、薄水色のカーテンに遮られよく見えません。

カーテンの奥にはなにか四角いもの……
本のような、ベッドのようなものがありますが、それを見ようとするとカーテンに阻まれます。
（さらにその手前のシダ植物？　からも若干遮られています）

こうした「見せない」ものにも遭遇することはよくあります。
本人が隠しておきたいのか、それとも、隠しておいたほうがいいものだから今は見せないという上からのお達しなのか。
どちらかはわかりませんが、そういう場合、わたしは無理に見ようとはしません。

背景はレモンイエローなので、隠されたものが悪いものではなさそうですから。

全体的なアドバイス

明るく、共感力があり、人を思いやりながらコミュニケーションをとることができるのが最大の魅力です。
そのため多くの人から好感を持たれやすいです。

身体のなかで音がいつも鳴っています。
聴覚が優れているので、多くの情報をキャッチし、身体の内側に溜めますから
意識してエネルギーを外へ発散するように心掛けましょう。

また、自分の趣味や好きなことをする時間を積極的にとりましょう。
形のないものを形にする作業は、特に心を育み癒しに繋がります。
疲れているときほど、好きなことに没頭してみてください。

たとえばストレス発散で、ピアノを弾いたり、歌を歌うことはおすすめです。
身体のなかに溜まった音符を外へ吐き出すような感覚です。
細やかな表現力にも優れています。思いっきり楽しんで「表現」してください。

もし機会があればイタリアを訪れてみるのもいいかもしれません。
難しそうならまずは、イタリアの音楽やファッション（芸術）、食べ物や世界遺産（文化）に触れてみるものおすすめです。

カーテンの向こうになにがあるのか、気になりますが
今は「未知の可能性」があるということで留めておきましょう。
時がくればこれが公開され、助けとなるはずです。

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