雨を降らせ命を育む人（深層アート:6）

これは50代女性 会社役員 兼保険事務所所長をモデルに描いた、深層アートです。

この絵の中には、一般的にオーラ（アストラル）と呼ばれるもの、守護霊（正確には指導霊）、思念などが描かれています。

わたしはそれらが色や形や光で感じる共感覚とASD,ADHDを持っています。

 

内側は青・蒼・碧・藍

 

中心の人型は、肉体よりも内側を表しています。

頭（上部）は黄色で、幸せや楽しみを考えていますが、

胸から下部は、青～蒼～碧～藍のグラデーションが美しく、まるで海を思わせるように、優しく思慮があり、愛情深い人です。

 

中央には丸や渦巻きがあり、女性性の原理を象徴しています。

女性性の原理とは、包容力、包括力、理解力、防御性などのことで、この人の考え方の根底にあるものです。

 

そのため、競争や、喧嘩、先鋭的な攻撃は苦手とします。

そのような力は絵の中では直線で描かれますが、この人には直線的な部分がありません。

丸や渦巻きや曲線ですので、女性性の原理がとても強いことがわかります。

 

青い優しさと深い愛情、そして競争を好まない性質から、仕事ではサポート役や人事・管理に向いているかもしれません。

 

オーラ、右半身の不思議な形

 

肉体のひとつ外側の層はオーラです。

絵の左側（彼女の右半身）は、オーラの層が厚く、不思議な形をしています。

左右対称ではないオーラの形は、様々なタイプと特徴に分けられるのですが、この人の場合は、羽根のように見える部分が、肉体と結合しています。

 

つまり、その羽根は体（オーラ）の一部ということです。

霊感がある人が見れば、「あら？なんだか右半身が盛り上がって見える」と思います。（ただし見え方や色は霊能者それぞれ違うと思います）

この羽根は、目には見えませんが体の一部で、害があるわけではありません。

 

しかし右脳や羽根を含めた右半身のオーラ量が多いことから、右脳の分野である「想像・生産すること」「直感的で感覚的に敏感」に長け、

また、「左半身よりも右半身のほうが動きやすい」あるいは「右半身の守りが強固」になります。

 

えんじ色の部分は活力を表し、よく稼働している部分です。

右脳の層は、パステルのピンクやラベンダー色など、想像のエネルギーを表しています。

 

お月様に見える丸もその想像の産物だと思いますが、この丸は彼女の右側にいつも浮遊しているのです。

紫色は霊的な教え（感覚的・倫理的思想と言ったほうがわかりやすいかも）で、お月様とその光は女性性の原理を表します。

 

彼女の中で倫理的思想に基づく「これは譲れない」という信念があり、もちろんそれは原動力で、アイデンティティーの一部なのですが、

上部に浮遊しているということは、一種のセンサーのようなものだと思います。

つまり「自分に害をなす人は近づいてこない」「同じような性質（たとえば考え方が女性性の原理や倫理的思想に基づくなど）の人が近づいてくる」といったことをしています。

なんて素晴らしいセンサー！

 

想像と欲望の噴火

 

そしてこの絵の左側（彼女の右半身）では、はっきりとオーラがどこまでで、アストラルがどこからか、わからないですよね。

おそらく境界線は曖昧で、オーラとアストラルの橋渡しが絶妙なのだと思います。

それによって、「想像したことは現実化しやすい」「感覚的なものを表現しやすい」となります。

 

たとえば、感謝の気持ちは目に見えませんよね。

形で表現しようと思っても、お礼品をプレゼントしたり、お金を包む方法を考える場面が多いはず。

しかし彼女は、感覚で感じたものをそのまま表現するので、感謝を感じるとそのまま言葉がでてきます。

逆に言えば、嘘がつけない人なのです。

 

そして特筆すべきは、マゼンタ色の火山の噴火のようなもの。

これは欲望や願いを表しますが、背景は青の思慮深さや優しさを含んでいるので、単純に「自分が得をするためだけの欲望」ではなさそうです。

きっと、周囲の人々の未来の幸せや愛を願っているのだろうな…！

 

そんなこと、誰しもが平和を願っている！と思うかもしれませんが、自分が損をするとしても愛情を注げるでしょうか？

彼女の色は、怒りや、ネガティブや、悲しみを感じません。

能動的な強いエネルギーでもありません。

ただただ優しく、思慮深く、愛情を注いでいるのです。

 

もちろん聖母ではありませんから、誰にでも愛情を注ぐわけではありません。

自分が愛したい、守りたいと思う人々の平和を願っています。

 

マングローブ林に降る雨

 

絵の右側（彼女の左半身）には背景（アストラル）が広がります。

下部にはマングローブ林が広がっています。

これは緻密なマングローブ林ではなく、ぼんやりとした形なので彼女の無意識化にある印象なのかもしれません。

 

そこに雨が降り注ぎます。

この雨は、大きな雫もあり、霧雨のようでもあります。

背景は水色～紫色で、言語化と霊的な教えの色であり、ましてや水滴に色の光が反射するので一層神秘的に感じます。

植物のツルから薔薇が咲き、これも光を反射するオーナメントのようです。

 

涙は悲しみの象徴ですが、これは雨。

雨は、恵みの雨。

マングローブ林は大地（母）であり、そこから産まれた子供が成長するための、燦々と降る雨です。

絵の右側は未来なので、これから先も愛情の雨を降らせることでしょう。

 

そしてマングローブはゆっくりと成長する木です。

ゆっくり、ゆっくり、地道にこつこつと。

成長を急がず、むしろ課題を楽しみながら、焦らず、じっくりと。

 

全体的なアドバイス

 

優しさ、思いやりがあり、愛情と思慮のある人です。

時に自分を犠牲にしてまでも周囲の人を助けようとします。

しかしそれは無理をしているわけではなく、自分の倫理的思想に基づいて行動しています。

 

もしかするとあなたは、周囲から弱そうに見えたり、話が嚙み合わないと思わるかもしれません。

しかし弱そうに見えるのは攻撃をするのが苦手なのであり、

話が噛み合わないのは自己防衛よりも他者へ愛を注ぐことを優先しているからです。

それは個性であり、信念でもあるので、曲げる必要はなく、むしろ適材適所でその才能と思想を生かすべきです。

 

もっと厳密に言えば…

多くの人々は自己防衛本能の方が強いので、感覚敏感や倫理的思想のことを理解するのが難しいです。

なので人間関係において、あなたの感覚や考え方を理解してくれない人は多いと思います。

しかしだからといって感覚をなくすことはできないし考え方は倫理的なので（＝理由はよくわからないけど直観的に正しいことがわかる）、これを変えることはできません。

たとえあなたの意見が少数派であったとしても、それはあなたの感性でありアイデンティティーなので自信をもってください。

 

また、急激な変化は混乱してしまいます。

急なことは予測がつかないので予防することはできませんが、そんな時、ストレスになりやすいと知っていれば対処できるはず。

気持ちや環境が急く時は、空を見上げて雲の数を数え、お茶を飲んで一息つく時間をとってください。

 

そしてこれが一番だいじなことですが、

あなたは自分が突出する・目立つことは苦手化もしれませんが、一言、「助けて」と言ってください。

もちろん、助けがほしい時に。

 

なぜなら自然の循環は一歩通行ではないので、与えられたものはお返しするという等価交換の原理があります。

愛情を注ぐことはとても尊いことですが、同じくらい、与えられた愛情をお返しすることも尊いことであり、行われるべき自然のことです。

この循環がなされることで、もっとバランスが良くなります。

バランスが良くなれば、１の努力でも２倍、３倍の加速に繋がります。

 

あなたは日々愛情を注いでいるので、それを受け取った人々はお返しすることを待っています。

あなたのタイミングを見計らっています。素直に表現してください。

 

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