白樺に抱かれた子供（深層アート:15）

2024-09-29

これは40代女性会社員兼YOGAインストラクターのお客様をモデルに描いた、深層アートです。

この絵の中には、一般的にオーラ（アストラル）と呼ばれるもの、守護霊（正確には指導霊）、思念などが描かれています。

わたしはそれらが色や形や光で感じる共感覚とASD,ADHDを持っています。

肉体は黄色

肉体の色はほぼ黄色で、喉のあたりから緑、青というグラデーション。

黄色は、感情的、面白い
緑色は、献身的、調和、共感力がある
青色は、冷静、情緒的なようすを表します。

基本的には楽天的で、ユーモアがあり、人の話を親身になって聞くことができる人です。

お腹のあたりに赤とオレンジの渦巻きがありますが、これはエネルギーを体内で練っているようすです。
彼女の場合は足元から頭頂へエネルギーが流れる際に、お腹のあたり（丹田かな？）で無意識的に練っているようです。（ヨガの先生だ！）

そのため、重心がヘソより低くなりますから、現実的にしっかりとした印象を与えます。
またエネルギーの流れは非常に整流されており、綺麗にセンターを上昇しています。
「芯のある」人だと感じます。

絵をパッと見ても、全体的に白い光の粒が整列したように流れていますよね。

オーラ層が上下にある

オーラは、肉体の外側を包み込む繭状のものですが、彼女の場合はそれとは別に、頭から上方へ流れるものもあります。

まずは肉体の外側ですが、左側は緑色、右側は青緑～青色になっています。

流れとしては、肉体を下から上昇してきたエネルギーが、頭頂部で左右に分かれ、流れていきます。
このエネルギーの流れは本来あるべき正常な流れ方なのですが、一般的にはそうではありません。
人それぞれ、様々なエネルギーの流れがあります。それは身体や心のどこかで流れが塞き止められているからなのですが、それはさておき、

この流れは、まさに理想的です！（ヨガの先生だ！）

さらに、頭頂から上方へ水色とレモンイエローのエネルギーが、煙のように立ち昇っています。

水色は、爽やかで好印象、コミュニケーション力
レモン色は、斬新、進歩的という意味があります。

コミュニケーションを通して進歩的な考え方や知識を取り入れたり、あるいはエネルギーを外へ放出（発散）することで、この整流された循環がなされるのかもしれません。
インプット、アウトプットのバランスも非常に優れているといえます。

補足ですが、水色をもつ人は、ほんとうにコミュニケーションが上手で、相手に不快感や圧力を与えません。
言葉や、言語外言語が、スッと水のように溶け込んでくる感じ。自然的な印象を与えます。

背景の白樺

背景は左側（過去）と右側（未来）に分かれています。

左側の過去は、白樺並木が見えます。
鬱蒼として暗い雰囲気ではなく、ほどよく明るく開けた、並木道のような景色です。
葉の色や日差しから、初夏のまどろんだ午後のような雰囲気でしょうか。

この景色の面白いところは、白樺の幹や葉を見上げる構図はとても鮮明なのに対し、足元はただの黄色で、おぼろげなのです。
その見え方から、わたしが見せられているのは、子供が上を見上げている目線かもしれないと思いました。

聞けば彼女の実家のすぐ近くに白樺並木があるそうで。
間違いなく、この過去は現在に影響を与えているはずです。

また下側には植物の蔓のようなものがあります。
うーん、これは厳密にはオーラの層から発生している蔓のようにも見えますが、背景と混ざり合っているようにも見えます。

背景の未来

背景、右側の未来は、黄色と水色のグラデーションです。

右上には太陽のような模様があり、そこから三角形▲の形が現れます。
上向きの三角形は「火」のエレメントの象徴であり、もっとも神聖なエネルギーです。

そこから下のほうへエネルギーは降り注いでいきます。
下側には、茶色い木？　枝？　のようなものが、雫（水）を蓄えています。
この正体がいったいなんであるかは、よくわかりません。

もしかしたら未来のために育てている木なのかもしれないし、
赤い部分もあるので、エネルギーを貯蔵しているなにかなのかも？

左側の背景にある緑色の蔓もなにを表しているかは謎ですが、直感的にはどちらも植物で、育てているような感じがします。
過去でも、未来でも、それぞれエネルギーを育んでいる、ということです。

現在軸でのエネルギーを整えているだけでなく、
過去も未来も、時空的に、エネルギーを整えようとしているのではないか。と、わたしは思いました。

これらは彼女にとってのキーワード（ヒント）になっているので、彼女目線でも考察していくと新たな発見があるでしょう。

エネルギーを整えるとは

さて、先ほどからわたしは「エネルギーが整っている」と連呼しておりますが、エネルギーを整えるには知識と技術と根気がいります。

たとえば自堕落な生活をしていれば当然バランスが崩れますし、健康的にもよくないであろうことは察しがつきます。

そのため、いわゆる健康的な生活を目指すわけですが、なかなか大変ですよね。
食事バランスや運動、こまめな掃除（デトックス）、十分な睡眠、それから心の栄養補給など。

必要最低限のエネルギーを循環させると割とバランスがとれるのですが、人間誰しも、高望みをしてしまうのです。
たとえばあれが食べたい、もっと食べたい、睡眠を削って好きなことをしたい、などなど。

もっともっと！　という欲によって、心は満たされなくなり、悪循環に陥るのが人間です。これが皆ふつうです。

しかし、多くを取り入れたときに、その分を消費・排出することができれば問題ありません。
（多くを抱えすぎて許容オーバーになると流れが塞き止められてしまうからです）
彼女の場合はその流し方・いなし方がとても上手で、たくさんのエネルギーを外へ排出できているのだと思います。
絵でいう、頭上の水色の部分ですね。

ヨガの精神にも共通するのかもしれませんが、「足るを知る」とか、「ひとつ持ったら、ひとつ手放す」のような感覚です。