これは50代女性コーチング業の人をモデルに描いた、深層アートです。
同じ人物の顕在意識(左)、潜在意識(右)を棲み分けて描いています。
この絵の中には、一般的にオーラ(アストラル)と呼ばれるもの、守護霊(正確には指導霊)、思念などが描かれています。
わたしはそれらが色や形や光で感じる共感覚をもち、ASD,ADHDの特性があります。
ポジティブ(左)の特徴
ポジティブ深層アートとは、その人のポジティブな側面、社会的・表面的な顕在意識を絵にしたものです。
(実際はわたしには、ポジティブもシャドウも色がレイヤーのように重なって見えているのですが、それを整理して棲み分けて描いています)
まず全体的な色のトーンが落ち着いていて、どこか不思議な絵です。
特に多く現れている色(ベース色)は、群青色、ワインレッド、紫色、あたりでしょうか。
群青色……悟り、孤独
ワインレッド色……思慮深い、包容力
紫色……哲学的、ミステリアス
肉体はほぼ群青色ですが、頭のワインレッド色を胸まで下ろし、渦巻きで混ぜ合わせ下方向へ放出しています。
オーラの層(エーテル体)は紫色~薄紫色で、あえて厚みを控え、存在感を消している感じがします。
頭部から吹き出しのように出ているマリンブルー色の煙、そして上向きの三角形△が印象的です。
上向きの三角形は霊的な力を表しています。
肉体(物質)的な印象を抑えて、霊的な重みのある言葉を紡いでいるのかもしれません。
またオーラ層の右側からは、ラベンダー色の煙がもくもくと吹き出ています。
こちらにはワインレッド色の丸い玉○、白い点々(光)が飛んでいます。
ラベンダー色は想像の力を表していますから、ワインレッド色も相まって、考察力に優れているのかもしれません。
左側の背景には薄暗い曇り空、砂漠とピラミッド。
これはとても古い時代のエジプトあたりではないかと直感しました。
一方で右側の背景は緑~青緑~青のグラデーションになっており、白い点々(光)が飛んでいます。
これは過去や過去世の経験によって今を生かされている(そのため未来は決まっていない、進むべき方向へ導かれるから)。
もしもなにか目標や、明確な夢を設定したときには未来も具体的になります。
また、幾何学模様の円が列をつくって、くるくると蛇行しています。
この色味は日本の伝統色のような色で、まるで唐笠や風車のように回っています。
「4」の文字がそれぞれにあります。
でもこれがいったいなんなのかは謎。
「4」自体は博識な賢者なので、それがヒントになるのかな?
シャドウ(右)の特徴
肉体は紫~青色で、輪郭が曖昧になっています。
その周囲を包むオーラ層(エーテル体)は、厚みがあり、青~紫~赤のグラデーションです。
肉体ともエーテル体とも判別がつかない、中心の渦巻きと煙が、この絵の一番の特徴かもしれません。
中心の渦巻きは、青、赤、黒色で、整った方向へ渦を巻いているのではなく、自由自在に渦巻きを形成しています。
一方では上方へ煙のように立ち昇り、一方では下方へにょろにょろと尾を伸ばしています。
上方の煙には上向きの三角形△があるので、これは神聖な炎の力だということがわかります。キラキラとして立ち昇っています。
下方のにょろにょろには、大きな点々の光が伴い、まるでタコの足のようにうねり狂っています。
このタコ足部分は、自分自身ではコントロールできない無意識下の欲望や感情を表しているのかもしれません。
また左側にあるワカメのような煙は、エーテル体から背景にかけて発生しているように見えます。
こちらも曲がりうねった複雑な形をしているので、制御できない様子を表しているのかもしれません。
背景(アストラル体)は、左側は青系のグレイ、水色。
右側は薄暗い場所に雨が降っています。
この人を見たとき一番に感じたのは「水」でした。
それも暗くて深い、海の底のような「水」のなかが「怖い」という感情です。
それは無意識のトラウマかもしれないし、過去世での死因や因縁、あるいはカルマかもしれません。
ポジティブ&シャドウ:共通点
ポジティブ&シャドウの2枚の深層アートを描くと面白い共通点があります。
ベースの色は群青色・ワインレッド、で共通しています。
青、紫色なども共通色です。
この2枚の絵は共通した色を使っていますが、印象が異なるというのが面白いです。
また、曲線や円形が多いという共通点も。
思考や行動傾向的に、包括的で争いや競争を好まないということです。
それからもうひとつ、上向き三角形△、これもどちらの絵にも出ていますね。
霊的な力をもっている人なのだと思います。
ポジティブ&シャドウ:違い
では逆に、二つの絵の違いはなんでしょうか?
ぱっと見、色が違います。
シャドウのほうが暗くて怖い印象があります。(深層心理ってそういうものかもしれません)
わたしが一番に気になったのは、ポジティブでは砂漠なのに対し、シャドウでは水のイメージが強いということでした。
これは対照的なように感じます。
シャドウで水が怖いから、現実では乾燥地帯を好んでいるということでしょうか。
もっと深堀りすると、「水」の元型(アーキタイプ)には様々ありますが、エジプトということで「文明」を連想させます。
文明ある都市には必ず川がありますが、文明は水害によって滅びるともいわれます。
また「水」は人の交流を表します。濁り淀めば、ご縁や人間関係も失われます。
答えはわかりませんが、このようにセットで考えることによって幅広い「水」という解釈も絞れてくるんじゃないかと思います。
ポジティブ&シャドウから学ぶ
両方の絵を描くことで、自分が何者なのか、なにをしたいのか、どんな気質があるかがわかります。
わかったうえで、一番にお伝えしておきたいことが、
「シャドウで無意識に感じたことが、ポジティブのほうへ反映される」ということです。
わたしたちは社会的集団で生活するなかで、自分の嫌なところや見たくないところ(シャドウやコンプレックス)を無意識に心の奥へ仕舞いこんでいます。
これは誰しも普通の反応です。
そのためなにか目標を設定したり、達成しようとするときに、無意識下のそれが邪魔をしたりストップをかけてきたりします。
シャドウやコンプレックスをなくしたりすることはできません。
年齢とともに人生経験を積みながら、なんとなく和解していき、「まあそんな自分もアリよね」となれれば御の字です。
でも和解できない(受け入れられない・認めたくない)思いが強くなってしまうと、
「こじらせ」や、「依存」などに走ってしまう場合もあります。
極端なわたしなどは、「じゃあ若いうちからシャドウを味方にして仲間になってもらえば、なんでもうまくいくじゃん!」と思って、自分を常に研究していました。
俗にいう「自分探し」ってやつは、つまるところ「深層心理潜り」だと思っています。
しかしそううまくはいきません。
なぜなら深層心理には、とてもとても強くて厄介な魔物が棲んでいるのです。
レベル1の折れた直剣と木の盾装備じゃ、返り討ちにあって精神病みます。(まじで)
だからシャドウと向き合うには、万全の装備で挑んでも長い時間がかかるし、生半可な気持ちでもだめなんです。
でも、「自分とは何か」がわかれば、今までモヤモヤしていたものが晴れ渡る気持ちよさがあります。
「敵は自分自身」といいますが、厳密には「敵は深層心理」かもしれません。
わたしたちはそれを分かり合うために、一生をかけて、いえ、魂の輪廻を繰り返しています。
要するに、現実世界で迷ったりうまくいかない原因は深層心理にありです!
だから深層アートがヒントになるといいなと思います。
まとめ
シャドウのほうは、より本質的です。
「水」が表すトラウマやコンプレックスを受け入れて、自分を許してあげてください。
水に関する元型を調べて、気になるものを考察してみてください。
そのうえで、達観する力、包容力が長所です。
霊的な力がありますから守られているし、言葉に重みがある人です。
うまく仕事に生かしていければ、唯一無二の人になるでしょう。
エジプト旅行へ行きますか?
そうでなければ、日本国内でユダヤと関連のある土地へ旅行するのがいいかもしれません。
日本の伝統的な文化や色彩が、今後気になるかもしれません。
もしそのような趣味が既にあれば、ちょっと深く足を突っ込んでみるのもいいかも。
博識の賢者「4」は、先生です。
なにかを伝えたり、教えたりすることにも向いています。
でも目標はあえて決めずに、導かれるままというやり方にも向いています。
すべては過去・過去世からの経験が糧になっています。
魂のレベルで向上途中。果てないストーリー、これからも綴るみたい。
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