フクロウのかまどでは、季節のお祝いとしてサバトを開催しています。
自然と共に生きる暮らしや、グリーンウィッチの暮らしにご興味あるかた、ぜひ一緒にルーナサの夜を過ごしませんか?
サバトって?
自然と共に生き、古くからの薬草や星読み、手仕事に長けた者を「魔女」といいます。
その魔女たちが日々だいじに考えているものが「周期(サイクル)」です。
1日、1年など、宇宙や地球のサイクルは、自分自身をコントロールするサイクルでもあります。
そのため魔女たちは、季節や暦の旬をだいじにします。
その一瞬一瞬に、喜怒哀楽を感じ、表現し、愛のある方向へと自分をコントロールしていきます。
なかでも1年のサイクルの目安である「サバト」は重要視します。
サバトは、春分・夏至・秋分・冬至の季節の節目を祝います。
また各節目の間に大サバトとよばれる節目もありますから、1年で8回のサバトがあります。
春分(オスタラ)…3月21日頃
五月祭(ベルテーン)…4月30日~5月1日
夏至(リーザ)…6月21日頃
第一収穫祭(ルーナサ)…8月1日
秋分(メイボン)…9月23日頃
第三収穫祭(サウィン)…10月31日~11月1日
冬至(ユール)…12月21日頃
節分(インボルク)…2月2日頃
()内は、古代ケルトの暦です。魔女の暦ともいいます。
この暦では太陽を男神、大地を女神として、1年のサイクルを人生になぞらえ、節目でお祝いをしながら季節を感じ、恵みに感謝します。
そうすることで、わたしたちは他の生き物と共生していることを忘れず、愛をもって過ごすことを学びます。
ルーナサって?
8月1日の第一収穫祭をルーナサ(Lughnasadh)といいます。
オスタラの種蒔き、ベルテーンの聖婚、リーザの魔力を経た最初の収穫祭ルーナサは、自然信仰者にとってなくてはならないものであり、呼び方は違えど様々な地域で「夏祭り」として現代に残っています。
特徴として、
1)「最初の」収穫祭は特別なもの
自然信仰が残る地では、作物が育った「最初の収穫」は特別視されます。
世界各所の風習を見ても、それらは呪術的な儀式を交えて、作物の一部を自然の神(spirit)に献上することが多い。
「最初」は神に捧げるという思想が根強いのでしょう。
2)男神を「食べる」、女神を「模す」
収穫祭ゆえに供物が美味しいサバトです。
特徴的なのは、そのサバトのパンの形状が人型であり、これは男神を表すとされます。
最初の収穫の小麦は、男神の太陽のエネルギーを持っており、わたしたちが戴くことでそのエネルギーを体内に宿すことができる(聖餐)と言われています。
また、小麦やトウモロコシの皮(日本では加えて稲藁が主となるが)で作った人形を祭壇に飾ります。これは大地の女神を模します。
第二・第三と続く収穫に向けて大地に感謝し、供物の一部を大地に撒き、返還する目的があります。
ルーナサ、詳しくはこちら(黒猫魔術店のblogへ)
サバトを行うメリット…
・目に見えないものの感覚が鋭くなる
・様々なことに気付けるようになる
・ひとりではできないことができるようになる
・助けがほしい時になんとかなる
・幸運が訪れやすい
・目に見えないものから守られやすい
私は毎度サバトをやっていて、これらのことを実感しています。
もしかすると一回の参加だけでは、実感できないかもしれません。
でも日々の生活の中で「季節を感じて過ごす」ことができれば、徐々に実感が湧くでしょう。
こんなあなたへ…
・気付きを得たり、感性を磨きたい方
・心を穏やかに、平和に過ごしたい
・心にゆとりを持ちたい方
・ラッキー体質になりたい方
・バリアのように自然に防御したい方
・見えないものをだいじにしたい方
ルーナサのサバト会の内容
・ルーナサの儀式とレクチャー
・季節のお料理とパン、飲み物のご提供
2023年8月5日(土)18時~21時
チケット:15000円(税別)
完全予約制です。こちらからご予約ください。
定員6名様まで。相席となります。
こちらの会は、黒猫魔術店主催です。
ただの飲み会ではなく、始まりと終わりに簡単な儀式を行います。
魔女の解説に従って、イメージをしたり、呼吸をしてみてください。
お食事中はおしゃべりをすることができます。