夏を元気に過ごすチェリーケーキ
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前回作ったチェリーソースを使ったパウンドケーキです。
サクランボは夏の太陽のハーブで、身体と心の調子を整えるエネルギーを持っています。
夏至頃に旬を迎えるサクランボと、同じく旬のセントジョンズワートのティンクチャーを使った、夏のエネルギーを体の中に取り入れる魔法!
きっと夏バテに負けずに、穏やかに過ごすことができますよ♪
暑い日でもさらっと食べられるように、生地はふんわりサクサクのシュガー・バッター法で作ります。
甘い生地とチェリーソースの酸味がやみつきになります♪
ケーキ作りでは、バターの油分と卵などの水分が分離せず、きちんと「乳化」させることが美味しく仕上げるコツです。
初心者の人はとにかく「分離しないように気を付ける」だけで美味しいケーキが焼けます。
分離してしまっても大丈夫。
わたしの裏技でリカバリーすることができますよ♪
用意するもの
バター…100g
全卵…2個
きび砂糖…90g
薄力粉…130g
ベーキングパウダー…3g
チェリーソース…90g
セントジョンズワートティンクチャー…2g
ハーツィーズティンクチャー…2g
作り方
1
オーブンは180度42分で予熱します。電子オーブンの場合は+30度が目安。
2
バター、卵、チェリーソースは室温に戻します。粉類は予め計ってふるいます。
2
パウンドケーキ型にクッキングシートをしいておきます。
4
バターをハンドミキサーでクリーム状にします。この時、空気を多く含ませたいので高速で混ぜます。
5
そこへきび砂糖を加え、ハンドミキサーで色が薄くなるまで混ぜます。
6
ティンクチャーと全卵をかき混ぜ、3回に分けて加えます。この時、バターの油と卵の水分が分離しやすいので、その都度よくかき混ぜます。不安な人は全卵をもっと少量ずつ加えましょう。
7
【裏技】分離すると写真のようにブツブツが目立つ生地なります。そんな時は湯をわかし、生地が入ったボウルを湯せんにかけます。
7
湯せんの熱によって生地の温度が上がり、かき混ぜるとツヤツヤなめらかな生地になりました。
9
ふるっておいた粉類を加え、ゴムベラに持ち替えて混ぜます。
9
生地の半分弱を、チェリーソース(別ボウル)の方へ加え、混ぜます。プレーン生地とチェリーソース生地ができます。
10
プレーン生地→チェリーソース生地→プレン生地…という具合で層を作って流し入れます。その都度だいたい平らになるように調整してください。
11
生地を流し終えたら、ゴムベラを縦に入れて、軸を中心に1回転させます。わたしの型の場合は、左・中央・右と3回この作業をします。回転したら垂直に静かに引き上げます。
12
型をテーブルに落として、空気抜きをします。トントン。オーブンで焼成!
13
12分後に一度取り出し、包丁で型の中心の端から端へ、一本切れ目を入れます。これが空気穴になって生焼けを防ぎます。
14
全体の焼成時間は42分ですが、残り1/3分で天板を返します。焼きムラを防ぐためです。焦げるようならアルミホイルをかぶせてください。
15
焼きあがったら竹串をさしてみて、生地がくっついてこなかったらOK。足りないようならさらに焼いてください。
16
熱いうちに型から外し、ケーキクーラーで冷まします。
17
わたしの場合は焼きたてを食べたいのですぐに切りますが…断面はまだ熱々で、若干水分がある感じ。生焼けはありません。
19
焼きたても、冷ましても美味しいのでどちらもおススメ!
魔女的な観点
サクランボは夏至のハーブで、6月頃に旬を迎えます。
サクランボは特に恋愛で傷ついた心を癒し、前向きな気持ちになる、金星のハーブです。
ハーツィーズ(食べられる三色スミレ)は、悲しみを癒すハーブとして有名です。
心が軽く落ち込んだ時、柔らかなエネルギーで包み込み、癒しを与えます。
セントジョンズワートは、落ち込んだ気持ちを明るく持ち上げるハーブです。
西洋では気分が落ち込んだ人が、セントジョンズワートティンクチャーを入れたお茶を飲んだりします。
セントジョンズワートも夏至のハーブと言われ、夏至に花が咲き、朝露とともに収穫して、それをティンクチャーに加工します。
夏のエネルギーを保存して、それをメランコリックになりがちな冬に摂取したりもします。
この魔法は、旬のものを頂き、そのエネルギーでこの後の季節を元気に過ごすものです。
このレシピに限らず、旬のものを食べると元気になるのでおススメですよ~!
※セントジョンズワートは抗うつ剤、安定剤などの精神的なお薬を飲んでいる方は、効果が重複してしまいますので摂取しないでください。
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