未来の幸せを願うショコラといちごのケーキ
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クリスマスにぴったりな甘く、蕩けるショコラといちごのケーキです。
作り方は、ショートケーキ(デコレーションケーキ)にグラサージュショコラ(どろどろしたチョコレート)をかけたものですが、材料の中には「蕩ける魔法」が入っています。
スポンジには、太陽のようにあたたかい家庭と竈の神を称えカレンデュラティンクチャーをほんの少し。
いちごのシロップには、甘酸っぱく蕩ける大人のラム酒を。
グラサージュショコラには、シナモンとクローブのティンクチャーを入れ、家の繁栄と護りを。
発汗作用のある、ラム酒やシナモン。それらはドキドキして、うっとりする、クリスマスにぴったり。
また、カレンデュラやクローブは願いを叶える魔法やプライベートを守る魔法に用いられます。
クリスマスツリーの飾りとして、これらのハーブやスパイスが使われる地域もあるんですよ♪
ドキドキ蕩けながら、未来の家族の幸せを願う、お祝いのケーキです。
(今のところ写真が少なくてごめんなさい!)
用意するもの
★卵…2個
★カレンデュラティンクチャー…5滴
★上白糖…65g
★薄力粉…60g
★バター…16g
★牛乳…40g
♡生クリーム(乳脂肪分45%以上)…300g
♡粉糖…18g
♡いちご小粒…1パック
♡粉糖…15g(シロップ用)
♡ラム酒…ほんの少し(子供は入れすぎ注意)
■水…85g
■生クリーム(乳脂肪分45%以上)…50g
■グラニュー糖…90g
■ココアパウダー…30g
■シナモンティンクチャー…1滴
■クローブティンクチャー…1滴
■ゼラチン…3g
作り方
1
★前日★スポンジを仕込みます。15cmの底抜け丸型に敷き紙を敷き、オーブンを170度(電子オーブンの場合は+30度)に予熱します。ボウルが湯せんできるくらいの鍋に湯を沸かします。
2
常温の卵をボウルに割り入れ、ハンドミキサー最低速で混ぜます。白身のどろどろした部分がなくなったら、カレンデュラティンクチャーと上白糖を加え混ぜます。
3
②を湯せんにかけながらハンドミキサー最高速で、全体が白くもったりしてくるまで混ぜます。(量が3倍くらい・羽根の筋がつき、持ち上げるとリボン状に垂れるくらい)
4
泡だて器で全体のきめを整えるように混ぜます。ボウルを湯せんから外し、薄力粉をふるい入れ、粉気がなくなるまでボウルを回すようにして混ぜます。
5
バターは電子レンジ500W10秒ごとに加熱して液状にし、④へ入れ混ぜます。この時、ゴムベラなどで受けながら全体にバターが行きわたるように流し入れます。
6
バターの油分が見えなくなり、ツヤツヤ、もったりして、生地はリボン状に垂れ落ちる状態です。型に一気に流し入れ、空気抜き(5cmくらいの高さから1回落とす)をします。
7
予熱170度(電子オーブンの場合は+30度)したオーブンに入れ、30分焼きます。焼きあがったら、空気抜きをして、クーラーの上にひっくり返して型を外します。粗熱をとります。
8
その後、上下をひっくり返して冷まします。乾燥防止のため、スポンジを使う時まで敷き紙は剥がしません。約1日おいた方が美味しくなります。
1
♡デコレーション♡いちごの形のいいものを半分量とっておきます。残りは縦3等分に切り、ボウルに入れシロップ用粉糖とラム酒をかけ、シロップを作ります。
2
シャンティークリームを作ります。冷えた生クリームに粉糖を入れ、ボウルを冷やしながら、ハンドミキサーの高速で混ぜます。7分立て(しなやかに曲がるツノ)まで。
3
スポンジは、2cmの厚さで2枚に切り分けます。上部の焼き色がついた部分は切り落とします。
4
回転台に下側のスポンジを乗せ、刷毛でシロップをうちます。クリームを中央にのせ、回転させながらパレットナイフで全体に広げます。(この時側面は気にしない)
5
スライスいちごを全体にのせたら、再度クリームを中央にのせ、同じように広げます。上側のスポンジを乗せます。
6
スポンジのトップにシロップをうち、クリームを中央に多めにのせ、同じように広げます。クリームが側面に溢れたら、パレットナイフを側面にあて、クリームをならします。
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トップにはグラサージュショコラがくるので、側面を綺麗にしておくとよいと思いますヾ(*´∀`*)ノショートケーキ派の人は、絞り袋でデコレーションしてもOKです。
8
デコレーションが終わったケーキは、一度冷蔵庫で休ませます。
1
■グラサージュショコラ■を作ります。ゼラチンは、各メーカーの表記の通りに水かお湯でふやかしておきます。
2
鍋にゼラチン以外の■材料を入れて、中火にかけ、泡だて器で混ぜながら90度くらいにします。フツフツとするくらい。
3
火をとめ、ゼラチンを加え、混ぜ溶かします。こし器を通してボウルにあけ、冷まします。
4
ケーキの中央に、グラサージュショコラを流しかけます。(グラサージュショコラが熱いと生クリームが溶け、冷たいと固まってしまうので、丁度よい温度を!)
5
トップに残りのいちごを飾り、分量外の粉糖をふって、冷蔵庫で冷やして完成です!
魔女的な観点
クリスマスは、キリスト教以前には冬至(ユール:yule)をお祝いする祭りでした。
その意味合いは、冬至から陽が長くなるということを神に置き換えて「冬至の日に太陽の御子が生まれる」ことを祝うものです。
小さな赤ちゃん太陽の季節はまだ寒い冬ですが、冬至の日は家族みんなで暖炉に集まって、来る春を待ち望みながら御子を祝福するのです。
また、赤ちゃん太陽をその家の子供に置き換え、子供たちにギフトを贈るという慣習が、後にサンタクロースのプレゼントになりました。
子供たちは暖炉やツリーに目に見えない隣人(妖精)のための手編みの靴下を吊るしました。
またドアに果物やスパイスを飾り、それらが大好きな隣人を歓迎しました。
神や隣人と共に生きること、つまり厳しくも冬を生き秋には実りを得られるようにと「目に見えないエネルギー」を感じた昔の人々の思いに、わたしは共感します。
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