ドキドキうっとり♡するガトーショコラ
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濃厚でしっとり。どっしり生地だけどしつこくない、そんなガトーショコラです。
チョコレートを含む生地は、メレンゲの別立て法です。
生地の砂糖はきび砂糖を使ってなめらかに、メレンゲの砂糖はグラニュー糖で極限まで甘さを抑えた配合です。
ドキドキ、うっとりする「興奮」をもたらすのは、シナモンのハーブティンクチャーとカカオの成分です。
そこにオレンジの香りのグラン・マルニエを加えて、恋が芽生える魔法を。
焼きたてから常温で冷ましたら、すぐに食べられるのも手軽です。
苺ソースやシャンティクリームを添えたらもっと蕩けることでしょう…♡
用意するもの
チョコレート(カカオ50~65%)…65g
無塩バター…50g
卵黄…3個(60g)
きび砂糖…26g
生クリーム…65g
グラン・マルニエ…大さじ1
シナモンのティンクチャー…5ml(ティースプーン1杯)
薄力粉…30g
ココアパウダー…40g
■メレンゲ用■卵白…3個(90g)
■メレンゲ用■グラニュー糖…50g
■型用■セパレ(ない場合はバター)…適量
■デコレーション用■溶けない粉糖…適量
■デコレーション用■ストロベリーソース…適量
作り方
1
オーブンは予熱160度にしておきます。
2
バターとチョコレートを溶かします。500Wのレンジで10~15秒ずつ溶かしてかき混ぜます。長く加熱するとチョコレートが焦げるので注意。湯せんにかけてもいいですが、水蒸気が入らないように注意してください。なめらかになり、ツヤが出れば大丈夫です。
3
別のボウルで卵黄ときび砂糖をすり混ぜます。ざらざらしなくなったら、②を少しずつ流し入れ、なめらかになるまで混ぜます。
4
生クリームを加えて混ぜます。その後、グランマルニエとシナモンのティンクチャーを少しずつ入れ、その都度かき混ぜてなじませます。
5
④にふるった薄力粉を入れ、泡だて器で混ぜます。その後ふるったココアパウダーを入れてねり混ぜます。
6
別のボウルに、メレンゲ用の卵白とグラニュー糖を入れハンドミキサーで混ぜます。グラニュー糖は何回かに分けて入れましょう。しっかりとツノがたつメレンゲにします。
7
メレンゲをひとすくいして④に入れ、しっかりと混ぜます。
8
残りのメレンゲも入れ混ぜます。泡を潰さないように、ゴムベラは底へ縦に入れて、ボウルを回して混ぜます。ダマができやすいですが、ボウルの側面に押し付けて潰します。
9
生地の状態はこのような感じです。なめらかで、ふわふわで、ツヤがあります。
10
セパレをしたケーキ型に、中央から生地を流し入れ、上からストンと落とします。予熱が完了したオーブンで、160度45分焼きます。
11
焼きあがったら型からはみ出た上部の生地を竹串ではがしながら、型にしまいこみます。熱いうちにやりましょう!
12
型のまま常温で冷やし、食べる時に型から外します。粉砂糖でデコレーションしても可愛いですよ♡
魔女的な観点
魔女の言い伝えでは、チョコレート(カカオ)は恋の魔法によく使われました。
チョコレートに少しのスパイスやティンクチャーを加えることで、食べた相手を虜にする「ラブポーション」となります。
一口サイズのチョコレートバーやボンボンは、ラブポーションとしてプレゼントにお手軽ですよね。でも、作るのが難しい…!
しかしこちらのガトーショコラは、手順と温度・時間さえ守れば割と簡単に作れます。
ブラウニーよりもどっしりとしていますが、口どけがなめらかなので、カカオの香りや味を楽しむことができます。
さらに今回は、生地にシナモンとグランマルニエというお酒を入れていますので、相手の心をちょっぴり酔わせて、美味しくて気持ちいい気分にさせるのにちょうどよいのです。
「この人といると楽しいな」「時間がゆっくり流れて気持ちいいな」という気分と雰囲気をご所望なら、ぜひ作ってみてください。
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