基本的なハーブティンクチャーの作り方
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最も安全で、家庭でもお作りいただける、ハーブチンキ剤(herb tincture)です。
ハーブをアルコール抽出することで、より多くの成分を抽出することができます。
魔女たちは、体調に合わせて日常的にこれを使います。飲み物や食べ物に、数滴混ぜて取り入れることで心身のバランスを調和させているのです。
用意するもの
ウォッカ(アルコール度数40度以上)
ドライハーブ(瓶に対して6分目程の量)
抽出用の瓶(空きジャム瓶など)
保存用の瓶(遮光瓶など。ない場合は普通の瓶にアルミ箔を巻いて遮光します)
コーヒーフィルターと漏斗
作り方
1
抽出用瓶を煮沸消毒します。沸騰した鍋に瓶を沈ませて3分おき、終わったら取り出して自然乾燥させます。
2
ドライハーブを瓶の5~6分目くらいまで入れます。そこにハーブが浸るくらいのウォッカを注ぎます。
3
冷暗所にて4週間保管します。1日1度は瓶をひっくり返しながら混ぜ、ハーブがウォッカの中に浸るようにします。空気に触れているとカビが発生しますので注意してください。
4
4週間後、漏斗と保存瓶を煮沸消毒します。漏斗の場合はアルコール消毒でもOK。自然乾燥させます。
5
保存瓶に漏斗、コーヒーフィルターをセットし、抽出瓶の中身を濾します。最後にハーブのガラをコーヒーフィルターごと絞ります。
6
保存瓶には作成日のラベルを貼りましょう。遮光瓶の場合、約1年保存できます。
魔女的な観点
・フレッシュハーブは水分量が多いので初心者の加工には向きません。
庭で摘んだハーブなら、3日程乾燥させてから使うと良いでしょう。
・ハーブの分量の目安は、花・茎・葉を使う場合は6分目程ですが、種・根・木の皮の場合はもっと少ない量でも抽出できます。
・種・根・木の皮を使う場合は、荒く潰したり、砕いた方が抽出しやすいです。
・ハーブ種によっては、違う材料で抽出します。(例:ローズマリーなど)
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